異常行動が発現するタイミングには、明確な傾向が存在します。厚生労働省の集計データによると、報告された異常行動の約8割が発熱から2日以内(発熱当日および翌日)に集中しています。
特に危険とされるのは、小児や就学前後の児童、そして10代の未成年者です。年齢別では未就学児から中学生前後の男児に多く見られる特徴があります。発症から48時間は病状が急激に変化しやすいため、平熱に戻るまでの間は決して油断ができません。
具体的には、以下のような行動や発言が見られた場合、直ちに厳重な警戒が必要です。
・突然起き上がり、恐怖に怯えた表情で部屋中を走り回る
・「壁の中に誰かがいる」「敵が攻めてきた」など意味不明なことを叫ぶ
・窓やベランダを指差して「あそこから外へ行かなきゃ」と外へ出ようとする
・家族への呼びかけに反応せず、ぼんやりと焦点が合わないまま歩き回る
・手を激しく振り回す、突然笑い出すなど、普段とは明らかに異なる奇異な言動