時計の針を巻き戻すと、最初の大きな転換点は2026年2月29日に下された突然の臨時休園決定でした。当初の予定を超えて休園期間は約3か月半に及び、パークの歴史上でも前例のない長期封鎖となった経緯があります。再開後も大阪府民限定のプレオープンから段階的に対象地域を広げるなど、極めて慎重なステップが踏まれました。
その後も度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発出に伴い、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの営業時間短縮や一時的な再休園を余儀なくされるなど、運営は常に綱渡りの状態でした。感染リスクを抑えるため、接触機会の多い一部のストリートショーやUSJのアトラクション休止情報が相次いで発表され、キャラクターとのグリーティングも一定の距離(ディスタンス)を保つ形式に変更されるなど、現場では前例のない手探りのオペレーションが続きました。