遊楽舎が直面した課題は、同店だけの問題ではない。昨今のトレーディングカードゲーム市場は投資対象としての側面を強め、価格の高騰や盗難事件が相次ぐなど、実店舗の運営ハードルが跳ね上がっている。また、レトロゲームに関しても海外バイヤーの参入による在庫枯渇や価格競争が激化している。
地域密着型のリサイクルショップとしてスタートした店舗が、巨大なネット市場やグローバルな需要に対抗するには、従来の通販や店頭販売の枠組みを超えた新たなビジネスモデルが不可欠となる。遊楽舎の試行錯誤は、エンタメ業界全体の店舗経営のあり方に一石を投じる事例と言えるだろう。