「太った」という噂が立ち上がるもう一つの大きな要因が、ライブで着用される独特のステージ衣装にある。近年開催された全国ツアーや大規模な『ayumi hamasaki ASIA TOUR』などでは、ヨーロッパの古典的なドレスを思わせるフリルやコルセット、重厚なビーズ装飾が施された豪華絢爛な衣装が多数使用されている。
ライブ関係者の裏話によると、これらの衣装は遠く客席の隅々まで華やかさを届けるために、敢えてボリューム感を強調した立体構造で作られているという。数千人、数万人の観客を魅了するための舞台装置とも言える衣装が、至近距離での写真や静止画になると、どうしても「着太り」して見えてしまうのだ。
さらに、何時間にも及ぶハードなステージを歌い踊り抜くため、現在の彼女は単に痩せることではなく、力強い声量を維持するための筋力と持久力に重点を置いた身体作りを行っている。華奢なルックスよりも「歌姫としてのパフォーマンスの維持」を優先した結果が、逞しく力強いフォルムへと繋がっている。