定年後の女性たちが向かう先は、従来の家事や介護だけに留まらない。空いた時間とこれまでの経験を活かし、再び働く現場へ足を踏み出す女性が増加している。これに伴い、シニアライフスタイル・再就職市場はこれまでにない盛り上がりを見せている。
求人市場でも、単なる人手不足の補填ではなく、細やかな配慮やコミュニケーション能力を高く評価する企業が増加中だ。週3日勤務や短時間労働など、自らの生活リズムに合わせた柔軟な働き方を選択する女性が多い。大手スーパーの店舗スタッフから地方創生プロジェクトのディレクターに至るまで、働く目的は「生活費のため」から「社会との接点と自己実現のため」へとシフトしている。