和をもって尊しとなすの真意とは?聖徳太子の言葉に学ぶ対話と組織論

和をもって尊しとなすの真意とは?聖徳太子の言葉に学ぶ対話と組織論

和をもって尊しとなすの真意とは?聖徳太子の言葉に学ぶ対話と組織論の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

日常生活やビジネスシーンにおいて、この言葉は「揉め事を起こさない」「角を立てずに穏便に済ませる」「上司や周囲の空気に従う」といった、いわゆる「ことなかれ主義」や「同調圧力」の免罪符として使われがちです。しかし、原文を通読すれば、それが完全な誤解であると分かります。

聖徳太子が説いた「和」とは、個性を押し殺して周りに同調する「同調(Same)」ではなく、異なる考えを持つ者同士が調和する「ハーモニー(Harmony)」です。全員が同じ意見を持つことではなく、「異なる意見を持つ者同士が、感情的にならずに理を尽くして話し合い、納得のいく調和点を見出すこと」こそが本質です。

反対意見を封じ込めて波風を立てない状態は、聖徳太子の言う「和」ではありません。むしろ、異なる立場を認め合いながら、徹底的な対話を通じて物事を前に進める姿勢を指しています。

山本 拓海
Author

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。