キャリアを通じて、彼は民間放送と公共放送の枠組みを自在に行き来してきた。エフエム東京を拠点とした番組での大ブレイクをはじめ、民放各局で築き上げたダイナミックなポップス路線は、当時のラジオ界に革命をもたらした。その勢いは留まることを知らず、公共放送である日本放送協会の番組へも波及していく。
特にNHK-FMでの番組出演では、深みのある音楽解説と幅広いジャンルの知識を遺憾なく発揮。ポップス、ロック、ソウルからクラシックやジャズに至るまで、音楽に対する愛に溢れた語り口は、長年のラジオファンのみならず大人世代のリスナーからも絶大な支持を集めた。ラジオDJという職業の可能性を広げ、局のカラーを超えてファンを魅了し続ける存在感は唯一無二だ。