読者に計り知れない衝撃を与えたのが、コミックス9巻・第81話「お茶の間」で描かれたパワーの死亡シーンです。デンジの誕生日当日、マキマのアパートに招かれたデンジは、インターホンが鳴ってドアを開けるようマキマから指示されます。
扉の外に立っていたのは、「デンジ!たんじょうび!」と笑顔でバースデーケーキを掲げるパワーでした。しかし次の瞬間、マキマが指を向けて放った「ぱん」という不可解な攻撃によって、パワーの上半身は一瞬にして吹き飛ばされてしまいます。
マキマがパワーを殺害した理由は極めて冷酷でした。デンジの中に眠る「チェンソーの悪魔(ポチタ)」を手に入れるため、デンジに家族同然の幸せを与えた上でそれを自らの手で徹底的に破壊し、二度と立ち直れない絶望へと叩き落とすことが目的だったのです。