世間で囁かれる共演NGの噂には、完全な都市伝説もあれば、業界内では周知の事実となっているものまで様々です。ジャンル別の代表的な構図を整理します。
【大物司会者・タレント】
長年ゴールデン帯の冠番組を背負ってきた大物MC同士は、ギャラの高騰や番組進行の主導権争いを避けるため、自然と共演が限られます。「東西の雄」と称されたトップ芸人同士が何十年も同じ番組に出演しなかったのは、不仲というよりも「互いの聖域を守るための不可侵条約」に近い性質を持っていました。
【お笑い芸人・バラエティ陣】
若手時代に劇場や賞レースでしのぎを削った同期芸人同士において、笑いの美学の違いから絶縁状態に陥った例が見られます。また、漫才コンビ解散後の元相方同士が、ピン芸人として大成した後に一切の共演を拒み続けるケースも典型的なパターンです。
【俳優・女優陣】
ドラマや映画の世界で最もシビアなのが「クレジット順(序列問題)」です。ポスターの顔の大きさやエンディングロールでの名前の位置(トップかトメか)を巡り、マネジメント側が妥協できない場合、作品の企画自体が白紙に戻ることも珍しくありません。この序列争いがこじれた結果、二度と一緒に仕事をしない間柄になるケースが目立ちます。