楽曲から始まった物語は、すぐに出版業界やアニメーション産業へと波及した。ポプラ社から刊行された小説シリーズは、若年層の読書離れが叫ばれる中で異例の大ヒットを記録。活字文化に新たな風を吹き込み、出版業界全体に大きな衝撃を与えた。
さらに、独創的な映像表現で知られるアニメ制作会社「株式会社シャフト」が手がけたテレビアニメ『メカクシティアクターズ』の放送により、その人気は不動のものとなった。シャフト特有のスタイリッシュな演出と変幻自在な構図は、じん(自然の敵P)が紡いだ物語に圧倒的な映像美を与え、アニメファンの記憶に深く刻み込まれたのである。