25ドルという金額は、各種手数料の「最低ライン」や「基準値」としても度々登場する。たとえば、海外のフリーランスへ業務委託費を支払う際や、海外口座へ小額送金を行う場合の仲介銀行手数料(Intermediary Bank Fee)がまさに約25ドル前後に設定されているケースが多い。
1,000ドルを送金する際の25ドルならまだ理解できるが、100ドルの送金に対して25ドルの手数料を取られては、実に25%が消えていくことになる。この「25ドルの壁」を回避するために、昨今ではWise(旧TransferWise)などのフィンテック系海外送金サービスや、暗号資産(USDTなど)を用いた送金手段を選ぶビジネスパーソンが急増している。
また、iOSのApp StoreやGoogle Playでの米ドル建てアプリ課金においても、ストア側の為替レート変更サイクルによって、日本円での表示価格が段階的に改定される動きが定着している。アプリ内の$24.99パックが、ある日突然数百円引き上げられるといった事態は、もはや日常茶飯事だ。