携帯電話番号を年代順に並べると、「090」→「080」→「070」→「060」という明確なタイムラインが存在する。この割り当ての歴史は、各世代の通信カルチャーを色濃く反映している。
090世代(1990年代〜2000年代初頭取得):ガラケー全盛期やポケベルからの移行組。長期契約者が多く、同じ番号を20年以上使い続けている層だ。ビジネスシーンでは「番号を変えない、信頼度の高い人物」として受け止められる場面も少なくない。
080世代(2000年代中盤〜2010年代前半取得):3G通信の普及や初期のスマートフォン(iPhone上陸期)とともに契約した世代。学生時代の初スマホとともに番号を手にした層が多く、SNS文化の広がりに直結している。
070世代(2013年以降取得):格安スマホの台頭やサブ機の普及、あるいはタブレット端末の契約で急増した世代。若年層の新規契約や、仕事用のセカンドラインとして取得されたケースが目立つ。
060世代(最新解禁):通信モジュールの爆発的増加に伴い投入された最新世代。後述する新たなインフラ需要を象徴する存在だ。