ペイルライダーの強さが「チート」と恐れられる最大の理由は、一般的なサーヴァントが持つステータス勝負(筋力や魔力による殴り合い)が一切通用しない点にあります。
実体を持たないため、通常攻撃はおろか対人・対軍宝具による物理破壊すら霧散させます。さらに、ペイルライダーの周囲には不可知の感染結界が張り巡らされており、霊体・生身を問わず接触した存在の生体機能を奪い、昏睡と死へと追いやります。
その脅威を決定づけているのが、保有する恐るべき宝具です。
- 『剣もて、飢えもて、死もて、獣もて(ドゥ・アポストロフィ)』:黙示録の記述をそのまま具現化させた結界・環境変化宝具。展開された領域内では、あらゆる生物が原因不明の昏睡に陥り、街全体が「外界から遮断された死のゆりかご」へと作り変えられます。
- 『かくて黄泉の門は開かれり(ドゥ・エレボス)』:マスターである椿の夢の世界と現実を連結し、侵入者を意識の深淵へと引きずり込む異界創出能力。精神攻撃耐性のないサーヴァントであれば、為す術もなく無力化されます。
スノーフィールドの聖杯戦争における主要サーヴァントたちと比較しても、その異質さは際立っています。