平安時代を語る上で欠かせないのが、怨霊やもののけを鎮める呪術の世界です。都の闇と対峙する平安時代アニメ ファンタジーは、独自のアクションと神秘性で確固たる人気を誇ります。
夢枕獏原作のNetflixシリーズ『陰陽師』では、怪異の根源にある「人の心の執着」を丁寧に紐解き、晴明の怜悧な知性と博雅の実直な人柄が深い余韻を残しました。一方、結城光流原作の『少年陰陽師』は、晴明の孫である安倍昌浩が、相棒の物の怪(もっくん)と共に過酷な試練を乗り越えていく王道成長ストーリーとして、今も根強いファンを持ちます。
さらに、プロダクションI.Gが手掛けた『お伽草子』の平安編では、疫病と飢餓に喘ぐ平安京を救うべく勾玉を探す源頼光(実はその妹・みなも)の旅路が描かれ、歴史の暗部を生々しく抉り出すダークファンタジーとして一線を画しています。