手軽に体型を整えてくれる補正具ですが、使い方を誤ると逆効果を招く恐れがあります。姿勢矯正ベルトのデメリットと真相として最も警鐘を鳴らされているのが、「抗重力筋の活動低下」です。
サポーターの強い張力に身体を預けっぱなしにすると、本来姿勢を支えるべき「菱形筋」や「脊柱起立筋」などの筋肉が使われなくなり、筋力が衰えてしまうリスクがあります。その結果、サポーターを外した瞬間に以前よりも姿勢が崩れてしまうという本末転倒な事態に陥りかねません。
この罠を回避するためには、大胸筋サポーターと筋トレの併用が不可欠です。サポーターはあくまで「正しい姿勢のポジションを脳と身体に覚えさせるガイド」と位置づけ、1日の装着時間を1〜3時間程度に制限するのが賢明です。プッシュアップ(腕立て伏せ)やダンベルプレスなど自発的なトレーニングを並行して行うことで、サポーターに頼らない自立した厚い胸板が完成します。