日用品としての歯ブラシにどこまで投資すべきか。これは消費者が最も気にするポイントの一つだ。ドラッグストアに行けば100円前後で買える製品が溢れている中で、プレミアムな価格帯に属する歯ブラシを選ぶ価値はあるのだろうか。
答えは「将来の歯科治療費との比較」にある。日本人が将来的に歯を失う二大原因は「虫歯」と「歯周病」だが、これらは日々の磨き残しによるプラークが原因だ。歯周病が進めば、インプラントやブリッジなど数十万円単位の治療費が発生するだけでなく、糖尿病や心疾患リスクとの関連も指摘されている。月数百円の投資で日々の清掃率を引き上げ、将来の高額な治療費を防ぐことができるとすれば、その費用対効果は計り知れない。