ポマードには大きく分けて「水性(ウォーターベース)」と「油性(オイルベース)」の2種類が存在します。両者の特性は全く異なるため、自身の生活環境や求める仕上がりに合わせた選択が不可欠です。
1. 水性ポマード(水溶性)
現在の市場シェアの大多数を占めるのが水性ポマードです。水をベースに作られているため、一般的なシャンプーやお湯洗いで驚くほどスムーズに洗い流せるのが最大の特長。粘着力が高く、硬い髪質の日本人でもしっかりと毛流れを抑え込めます。初心者が最初に選ぶなら、間違いなく水性ポマードが推奨されます。
2. 油性ポマード(植物油・鉱物油系)
クラシックなバーバーカルチャーやロカビリースタイルで愛用され続ける伝統のタイプです。水を含まないため汗や雨に極めて強く、湿気の多い日でもセットが崩れません。独特の重厚な粘りと艶やかなテクスチャーを誇る反面、水を弾くためシャンプー1回では簡単に落ちないという取り扱いの難しさがあります。
油性ポマードをきれいに落とす際は、髪を濡らす前にコンディショナーやヘアオイルを馴染ませて油分を浮かせてからぬるま湯ですすぎ、その後にシャンプーを行うというステップを踏むと、頭皮への負担を抑えながらすっきりと洗い流せます。