最終回に向けて最大の焦点となったのが、澪奈の一番の友人であった茅野さくら(永野芽郁)が抱えていたトラウマと告白の真相です。
さくらは澪奈がビルの屋上から飛び降りた現場に居合わせていました。ネットの中傷によって精神の限界を迎えた澪奈は「幻覚や幻聴が聞こえる」と怯え、自ら命を絶とうとします。その瞬間、さくらは澪奈の手を必死に掴みましたが、澪奈の悲痛な叫びと重みに耐えかねて手を離してしまったという過去がありました。
「私が手を離したから澪奈は死んだ。私が澪奈を殺した」と自責の念に押しつぶされていたさくらに対し、柊一颯は屋上で彼女を抱き止め、力強く否定しました。
「お前が澪奈を殺したんじゃない。お前の手は、最後まで澪奈を救おうとした温かい手だ」。澪奈の死の責任は、手を離してしまったさくら個人にあるのではなく、澪奈をビルの屋上まで追い詰めた社会の悪意にあるという事実を明確にし、さくらの魂を救済した瞬間でした。