デュエットは男女の恋愛ソングだけのものではありません。近年、特に若年層や職場の同僚同士で爆発的な支持を集めているのが、同性同士で盛り上がるカラオケデュエット曲です。男女の甘い雰囲気とは異なり、仲間意識の確認やエネルギッシュな一体感を共有できる点が大きな特徴です。
男性同士であれば、CHEMISTRYの『Point of No Return』やコブクロの『蕾』といった平成R&B・フォークの王道から、ORANGE RANGEの『イケナイ太陽』やBUMP OF CHICKENなどのツインボーカル/ラップの掛け合いがフロアを激しく揺らします。女性同士であれば、SPEEDのヒットメドレー、PUFFYの脱力系デュオソング、あるいはYOASOBIや乃木坂46などの人気ナンバーをパート分けして歌い上げるスタイルが定着しています。恋愛感情を挟まない純粋な「バディ感(相棒関係)」の提示は、周囲の観客を巻き込んだ合唱へと発展しやすく、個室のボルテージを一気に最高潮へと導きます。