気象庁が連日のように熱中症警戒アラートを発令する中、私たちの身体は本能的に特定の栄養素を求めている。ゴーヤの独特な苦味成分である「モモルデシン」は、胃腸の粘膜を刺激して消化液の分泌を促し、食欲を増進させる効果がある。自律神経が乱れがちな日本の夏において、この自然な苦味こそが夏バテ予防の特効薬となるのだ。
さらに、冷房による冷えと外気温の暑さのダブルパンチで疲弊した胃腸にとって、冷たすぎる飲み物よりも、咀嚼して食べる苦味野菜のほうが消化器系への負担が少ない。理にかなった夏対策として、多くの人が無意識のうちにこの緑の野菜を手に取っている。