2010年の放送回を振り返ると、年初の笑点2010年正月特番から大いに盛り上がりを見せました。元日に放送された新春スペシャルでは、毎年恒例の東西大喜利に加え、豪華ゲスト陣とのコラボレーション企画が実施され、正月のお茶の間を席巻しました。
また、大喜利における座布団獲得記録も見逃せない要素です。『笑点』では座布団が10枚たまると豪華(かつユニークでオチのある)賞品が贈呈されますが、2010年はメンバー間の競争が極めて激しい年でした。木久扇師匠の突拍子もない珍回答で場が崩壊したかと思えば、小遊三師匠のスピード感ある下町ジョークが連続で座布団を勝ち取るなど、緩急自在の展開が毎週のように繰り広げられました。
特にファンを唸らせたのは、襲名直後の6代目円楽師匠が見せた圧倒的な回答クオリティです。知性派としての鋭い時事ネタを織り交ぜつつ、最後にはしっかりと歌丸師匠を落とす完璧な三段論法は、歴代の放送アーカイブの中でも屈指の完成度を誇ります。