隠れ谷池で安定した釣果を叩き出すためには、季節ごとに変化する魚の行動パターンと水層(タナ)の見極めが不可欠となる。春から初夏にかけての盛期は、魚の活性が高まり浅いタナまで上がってくるため、メーター規定の浅ダナセット釣りや両ダンゴが威力を発揮する。一方で、水温が急降下する厳寒期には、底釣りや深く潜らせるチョーチン(提灯)釣りが圧倒的な威力を示す。
仕掛けのセッティングにおいては、ハリスの長さとウキの号数選択が運命を分ける。食い渋り時には、上ハリス8cmに対して下ハリスを45〜50cmまで伸ばし、細軸の針で漂わせる繊細なセッティングが奏功する。ウキはトップの目盛り変化が繊細に出る細パイプトップを選び、食みアタリと触りアタリを明確に識別することが、他と差をつける最大の秘訣だ。