現在の皇室を理解する第一歩は、第126代天皇である徳仁陛下を中心とした家族関係を整理することにある。昭和から平成、そして令和へと続く直近の系図は、一見シンプルに見えて法的な身分や称号の違いが緻密に定められている。
徳仁陛下と皇后雅子さまの間には、長女である愛子内親王がいらっしゃる。そして天皇陛下の弟にあたるのが、皇嗣(こうし)の地位にある秋篠宮文仁親王だ。秋篠宮ご夫妻には、長女の小室眞子さん、次女の佳子内親王、そして長男の悠仁親王がおられる。眞子さんは民間人との婚姻により皇籍を離脱したため、現在皇室の構成員として公務を担われているのは、上皇ご夫妻を含めた限られた方々のみとなっている。
宮内庁の発表を見ても明らかなように、皇族の総数は減少傾向にある。昭和期には多数存在した宮家も、高齢化と女性皇族の結婚に伴う離脱によって急速に先細りしているのが実情だ。