社会民主党の凋落は、昨日今日始まった話ではない。しかし、ここ数年の急激な求心力低下は関係者の間でも「不可逆的な臨界点」と囁かれている。かつて五十五年体制の一翼を担った巨大勢力は、今や国会内で発言権を確保することすら困難な規模にまで縮小した。
全国の地方議会を見渡せば、かつて盤石だった労働組合の支援基盤は急速に細り、党員の高齢化は限界に達している。「看板を下ろす日はいつなのか」。NHK政治マガジンなどのメディア分析でも頻繁に取り上げられる通り、党勢回復の有効な手立ては見当たらない。かつての熱気は見る影もなく、静かな衰退が進行している。