キャスティングボートを握る中道右派の新興政党は、強気の姿勢を崩さない。彼らの要求は明確だ。減税政策の断行と、重要ポストの獲得。与党側はこれに対し、どこまで妥協できるかの瀬戸際交渉を続けている。一歩間違えれば、政権そのものが瓦解しかねない綱渡りの交渉だ。
一方で、野党第一党も黙ってはいない。彼らは「政権交代」の旗印を掲げ、他の野党グループとの大連立を画策している。しかし、安全保障や憲法観といった根幹部分での政策の隔たりは大きく、一枚岩になるのは容易ではない。水面下での主導権争いは、日を追うごとに激化している。