茨城県内のいちご狩りスポットは、大きく分けて鉾田(ほこた)エリアとつくば・県南エリアの2つの拠点が牽引しています。それぞれ立地条件や農園のスタイルに明確な特徴があり、訪問目的に応じたエリア選定が満足度を左右します。
全国有数の農業産出額を誇る鉾田エリアは、直営スイーツカフェやバームクーヘン工房を併設した大規模観光農園が集積しているのが強みです。太平洋側の温暖な気候と水はけの良い土壌に恵まれ、甘みが凝縮された大粒いちごをじっくり味わえる施設が充実しています。ドライブコースとしての人気も高く、観光とグルメをセットで楽しみたい層から圧倒的な支持を集めています。
一方、つくば・土浦をはじめとする県南エリアは、常磐自動車道や首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のインターチェンジからほど近く、都内からの所要時間が約1時間と抜群のアクセスの良さを誇ります。近年は最新の高設栽培システムを導入し、全面フラットな通路を確保したバリアフリー設計のハウスが標準化。靴を汚さず快適に収穫体験ができる都市近郊型農園として、子連れファミリーやシニア層の定番ルートとして定着しています。