1967年、19歳でリリースしたシングル『この広い野原いっぱい』で鮮烈なデビューを果たした森山良子。当時のレコードジャケットやアー写に残る可憐な美貌と、ギターを爪弾きながら歌う清純なスタイルは、瞬く間に若者たちを虜にしました。
しかし、その華々しいキャリアの裏には激動の私生活がありました。1971年に最初の結婚を経験し長女・奈歩を出産するも離婚。その後、1975年に再婚し長男・直太朗をもうけましたが、後に再び別れを選んでいます。
シングルマザーとして2人の子どもを育て上げながら、音楽活動の歩みを一度も止めなかった強靭なメンタリティ。人生の痛みや孤独を知る彼女だからこそ、その歌声には時代を問わず聴く者の涙を誘う深い包容力が宿っています。