子どもイラストの新潮流!保育・知育現場を変える表現と規約の罠

子どもイラストの新潮流!保育・知育現場を変える表現と規約の罠

今注目を集めている 子どもイラストの新潮流!保育・知育現場を変える表現と規約の罠について、主要な情報をご紹介しています。

保育だよりや教材プリントの作成に追われる現場にとって、フリー素材サイトは救世主に等しい。とりわけ、みふねたかし氏が手掛ける「いらすとや」の親しみやすいタッチは、日本の公共空間における標準言語になった感さえある。手軽にドラッグ&ドロップでレイアウトできるCanvaの普及や、イラストACが提供する圧倒的なバリエーションも、現場の作業時間を劇的に短縮させた。

しかし、無料素材の利用には落とし穴が潜む。現場が見落としがちなのが「商用利用の定義」と「点数制限」だ。たとえば、いらすとやでは非商用利用であれば点数制限なく利用できるが、商用目的(収益を伴う教材販売や広告収入のある教育メディア)では1つの制作物につき20点までという明確な上限が設けられている。これを超えると有償対応が必要となる。

さらにイラストACでは、素材をダウンロードして作成したデザインの商標登録が禁止されているほか、主要コンテンツとして再配布する行為には厳しい制約がある。高品質なグラフィックを誇るAdobe Stockの無料枠であっても、エクステンデッドライセンスが必要なケースと通常ライセンスでカバーできる範囲の境界線は曖昧にされがちだ。幼児教育・保育の現場発信がオンライン化するなか、知らぬ間の規約違反を防ぐコンプライアンス意識が強く求められている。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。