実業の場でも変化は著しい。かつて魚介類の広告といえば、リアルなカラー写真や渋い筆文字が定番だった。しかし、今の消費者の目はもっと軽やかさを求めている。
「若い世代や海外観光客の目を引くには、ポップで親しみやすいグラフィックが不可欠」。東京・築地から派生した海鮮ブランドの担当者は明かす。フリー素材サイトでもイカのベクターデータや透かしSVGのダウンロード数が過去最高を記録。単に可愛いだけでなく、イカリングや刺身、スルメへの加工工程をユーモラスに描いた図解イラストが、SNSでの拡散力を買われて店舗のノベルティに引っ張りだこだ。