ネットスラングとしての「ははは、こやつめ」は、相手のちょっかいや挑発、あるいは微笑ましい自慢話(惚気など)に対して、「まったく、手のかかる奴だ」「調子のいい奴め」と好意的に受け流す意味で用いられます。文字通りに怒るのではなく、上位の立場から相手を可愛がるような、一種のプロレス的コミュニケーションです。
テキストサイト全盛期から2ちゃんねる初期にかけて、モナーやギコ猫などのアスキーアート(AA)とともに「( ´∀`)ははは、こやつめ ハハハ」と相手のお腹を小突くポーズのAAが投下され、定番のリアクション用フォーマットとして定着しました。その後、2ちゃんねるの実況板や「なんJ(なんでも実況J)」において、 cheeky な発言をしたユーザーへのツッコミや、野球選手の微笑ましいじゃれ合いに対する実況レスとして多用されるようになります。
2026年代以降はXやInstagram、TikTokへと波及。特に飼い主の手や顔を前足でちょんちょんと叩く猫や犬のショート動画に「ははは、こやつめ」とテロップを添える投稿が爆発的な共感を呼び、Z世代からシニア層まで幅広く親しまれる国民的ネットミームへと昇華しました。