「袋のジッパーをしっかり閉めているから大丈夫」「市販のプラスチックキャニスターに移し替えたから安心」という油断は禁物です。ここにプロテイン密閉容器保存の真相が隠されています。
コナダニの成虫はわずか0.3mm、幼虫に至っては0.1mm程度です。一般的なジッパー袋の溝に粉が噛んでいると、目に見えないミクロの隙間から容易に侵入します。また、薄いビニールパッケージであれば鋭い口器で食い破って内部に入り込む事例も報告されています。
確実な防衛策となるのが、プロテイン開封後の正しい冷蔵庫保存方法の実践です。コナダニは気温10℃以下になると活動・繁殖がほぼ完全に停止します。ただし、冷蔵庫保存には重大な落とし穴があります。それが「結露」です。
冷えたプロテインを暖かい部屋に出し入れすると、容器の内外に結露が発生し、湿気を帯びた粉末にカビやダニが発生しやすくなります。冷蔵庫で保管する際は、以下の厳格なルールを徹底してください。
パウチのままジッパーを固く閉じた上で、パッキン付きの完全密閉タッパーに入れ、大型の強力シリカゲル(乾燥剤)を同封します。使用時は冷蔵庫から取り出したら素早く計量し、結露が生じる前に1分以内で庫内へ戻すことが品質維持の絶対条件です。