驚くべきことに、最近の調査では「顎を動かして噛むこと自体が面倒」と答える若者が増加している。柔らかい食品に囲まれて育った世代にとって、肉や硬い野菜を咀嚼することは、私たちが想像する以上にエネルギーを消費する作業なのだという。
歯科医師らからは、この傾向がもたらす将来的な健康被害を懸念する声が上がっている。咀嚼回数の減少は、唾液の分泌量を減らし、虫歯や歯周病のリスクを高めるだけでなく、顎の筋肉の衰退や、ひいては脳への刺激減少にもつながる。噛むことを放棄した代償は、私たちが考えている以上に重いかもしれない。