多くの買主が悩むのが「どの数字を選ぶべきか」という永遠の問いだ。統計学的にはすべての数字が出現する確率は等しく6,096,454分の1に過ぎない。しかし、人間は過去のデータに「法則」を見出そうとする生き物だ。直近30回の出現頻度上位の数字を組み合わせる者、逆に長期間出ていない「冷えた数字」を狙う者、あるいは完全なランダム選択(クイックピック)に全幅の信頼を置く者など、アプローチは多種多様である。
興味深いことに、人間の心理的偏りも結果に影響を及ぼす。誕生日や記念日に由来する「31以下の数字」は選ばれやすい傾向があり、こうした数字ばかりで1等に当せんした場合、当せん金が山分けとなって1人あたりの配当が大幅に減るという罠が存在する。あえて人気のない高い数字(32〜43)を混ぜる戦略が、通の購入者の間では常識とされている。