まず整理しておきたいのが、パッケージに記された2つの期限の定義だ。法律上、「消費期限」は安全に食べられる期限を指し、傷みやすい生鮮食品や総菜などに表示される。一方、「賞味期限」は品質や美味しさが保たれる目処を示すものだ。
缶詰製品の多くに記載されているのは「賞味期限」である。公益社団法人日本缶詰瓶詰協会によると、缶詰は製造過程で完全な密封と加熱殺菌が行われるため、理論上は空気や微生物が入らない限り腐敗しない。つまり、表示された賞味期限を過ぎたからといって、直ちに危険な状態へ変化するわけではないのだ。