長年所属したサンミュージックプロダクションの時代は、彼女にとって栄光と模索が交差する重要な期間であった。国民的子役としてのイメージがあまりにも強烈だったがゆえに、10代後半から20代にかけては「子役のイメージからの脱却」という大きな壁にぶつかることになる。
少女から大人の女性へと変化する端境期において、配役の幅に悩む時期もあった。しかし事務所のバックアップとともに、彼女は自身の足元を見つめ直し、小劇場や単発ドラマなど表現の場を広げていった。世間が求める「可愛らしい子役」の残像を自ら打破し、一人の本格派女優として自立するための泥臭い努力が、この時期に培われたのだ。