かつてゲームの生みの親であるMarkus Persson(Notch)が初期開発で導入した際、スポンジは単なるテスト用ブロックに過ぎなかった。しかし、その後の開発を引き継いだJens Bergensten率いるMojang Studiosは、このブロックに「最高峰の探検報酬」という役割を与えた。作業台で簡単に量産できてしまえば、水辺の開拓における緊張感は消え去る。サンドボックスゲームとしての自由度を保ちつつ、サバイバルゲームとしての冒険要素を担保するための緻密なバランス調整だ。
ビデオゲーム産業において、クラフト要素を制限して探索を強制する手法はリスクも伴う。だが、本作はこの仕様によって海洋バイオームの価値を劇的に引き上げた。プレイヤーは安全な拠点を出て、危険な深海へと潜らざるを得ない仕組みになっている。