中条あやみのパーソナリティを語る上で欠かせないのが、少女時代に打ち込んだ空手のエピソードです。格闘技や武道を好む父親の影響を受け、幼い頃から道場に通い始めました。「女の子だからこそ、自分の身は自分で守れる強い人間に育ってほしい」という両親の教育方針のもと、白帯からスタートして厳しい稽古に励み、黒帯を目指して汗を流す本格派でした。
華奢な手足と愛らしい顔立ちからは想像もつかないほど道場では激しい組み手を行い、鼻血を出しながらも立ち向かっていく勝気な一面を持っていたと本人は振り返っています。この時期に叩き込まれた「礼に始まり礼に終わる」精神と、厳しい反復練習に耐え抜く忍耐力は、後の芸能活動におけるハードな撮影現場やアクションシーンの基礎体力として大いに活かされることになります。
さらに空手だけでなく、水泳、ピアノ、バイオリンといった習い事も経験しており、まさに文武両道な環境で育ちました。身体をダイナミックに動かすフィジカルな強さと、音楽に触れる感受性の双方が、少女時代の豊かな人間性を形作っていきました。