絶頂期を極めた彼女ですが、2008年には突如としてすべてのレギュラー番組を降り、テレビの第一線から退く決断を下します。その背景には、自身の体力の限界を察知したことだけでなく、自らの築き上げた知識と六星占術の教えを次世代へ正しく継承するという明確な目的がありました。
後継者として白羽の矢が立ったのが、姪であり後に養女となった細木かおり氏です。数子さんは厳しい指導を通じてかおり氏に秘伝の占術と覚悟を伝授し、公式な継承者として指名しました。偉大な先代の影に隠れることなく、現代のライフスタイルに合わせた形で伝統を守り続けているかおり氏の姿に、細木数子さんの深い先見の明が垣間見えます。