「無洗米は全く水を通さなくていいのか、それとも軽く洗うべきなのか」という疑問も頻出します。結論から言えば、「水を注いで手で1〜2回軽くかき混ぜ、濁った水を一度だけ捨てる」のがベストです。
水を入れた際に白く濁るのは糠ではなく、米の表面に付着したデンプン質の細かな粉末です。そのまま炊いても健康上の問題はありませんが、デンプン粉が多いと炊き上がりがやや粘りすぎたり、底が焦げやすくなったりすることがあります。ゴシゴシ研ぐ必要は一切ありませんが、サッとひと混ぜして上澄みを流すだけで、すっきりと粒立ちのよいご飯に仕上がります。
万が一「無洗米がなんとなく臭う」と感じる場合、主な原因は以下の3点が考えられます。
1. 保存場所の温度・湿度による米の脂質の酸化(常温保存による劣化)
2. 炊飯器の内蓋や蒸気口に残った汚れの付着
3. 夏場の長時間の常温浸水による雑菌の繁殖
対策として、無洗米は密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存することが最も有効です。また、炊く際に酒やみりんを小さじ1杯加えると、気になる臭いを抑えてツヤと風味が劇的にアップします。