彼女の凄みは、バラエティのひな壇で養われた構造把握力にある。誰がどこでトーンダウンし、どのタイミングで介入すれば空間が跳ねるのか。その計算は瞬時にして完璧だ。
最近では、その能力を買われて番組の構成や配信企画のアイデア段階から携わるケースが増えている。制作スタッフの一人は「彼女の出すアイデアは、演者目線と視聴者目線、そしてプロデューサー目線が見事に同居している。アイデア出しの初速が圧倒的に早い」と舌を巻く。ツッコミという「反応の技術」を、コンテンツ全体の「設計技術」へと昇華させた点が、今の彼女の圧倒的な強みだ。