味わいを一発で決めるための基本ベースは、エキストラバージンオリーブオイル3:酢(または白ワインビネガー)2:はちみつ1の比率です。これに塩を適量(素材重量の約0.8%)加え、しっかりと撹拌して一時的に乳化させることで、トマトにしっかりと絡む濃厚なドレッシングが完成します。
そして、この黄金比を受け止めるために欠かせないのが「湯むき」の工程です。手間に思われがちな作業ですが、要点を押さえれば数分で完了します。
【トマト・ミニトマトの湯むき手順】
1. ヘタを取り、お尻の部分に浅く十字の切れ目を入れる(ミニトマトの場合は爪楊枝で1箇所穴を開けるだけでも可)。
2. 沸騰したたっぷりの湯に5〜10秒程度くぐらせる。
3. 皮がわずかにめくれた瞬間に氷水へ取り、一気に急冷する。
4. 指の腹を使ってつるりと皮を剥き、キッチンペーパーで表面の水気を完全に拭き取る。
この「水気を完全に拭き取る」というひと手間こそが、黄金比ドレッシングを薄めず、最後の一滴まで濃厚な旨味を保つ決定的な秘訣となります。