有働アナは1991年にNHKへ入局し、『あさイチ』の初代キャスターや『NHK紅白歌合戦』の総合司会など、数々の大舞台を務め上げました。退職直前の役職は管理職クラスの「エグゼクティブアナウンサー」でしたが、公共放送の規定に基づく年収は推定1,500万〜1,800万円程度でした。
一般的な会社員としては破格の給与水準であるものの、国民的人気と激務ぶりを考えれば、民放関係者から「実力に対して圧倒的に過小評価されている」と評されていたのも事実です。
2018年3月にNHKを退職した際、その退職理由として「海外での現場取材やジャーナリストとしての新たな挑戦」「50歳を手前にしたキャリアの見直し」が語られました。組織の枠組みにとらわれず、現場主義を貫くための独立劇でした。
そして独立後に所属先として選んだのが、くりぃむしちゅーやマツコ・デラックスが所属する芸能事務所「ナチュラルエイト」です。この事務所選択が、彼女の経済的成功を決定づけました。ナチュラルエイトは所属タレントへの配分率が極めて高い良心的な事務所として業界で有名であり、ギャラの取り分比率は事務所2〜3割に対し、タレント側が7〜8割とも言われています。NHK時代の年収と比較すると、フリー転身によって手取り収入は15倍以上に膨れ上がった形です。