SNSや医療Q&Aプラットフォームを調査すると、「唾液すら飲み込めずティッシュに吐き出している」「熱は37度前半の微熱なのに喉だけが猛烈に痛い」といった切実な投稿が後を絶ちません。都内の耳鼻咽喉科クリニックの医師は、外来現場でのリアルな動向について次のように明かします。
「熱が高くないからといって軽症とは限りません。特に成人男性を中心に、37.2℃程度の微熱だからと仕事を続け、喉の炎症が急速に悪化して『扁桃周囲膿瘍』にまで発展し、緊急入院になるケースが散見されます。喉の奥に膿が溜まり、空気の通り道を塞ぎかけると、窒息のリスクさえ生じるのです」
患者の手記や投稿談を見ても、「水すら喉を通らず脱水症状になりかけた」「市販の総合風邪薬を3日飲み続けたが激痛が全く引かず、耳鼻科でカメラを入れたら真っ白に膿んでいた」といった声が目立ちます。痛みの強さと体温の高さは必ずしも比例しないという事実を、多くの体験談が証明しています。