「エアコンを28度に設定しているのに暑い」と感じる理由、それはエアコン内部のセンサーと居住空間の温度差にある。建物の外壁や窓から侵入する熱気、室内で使う家電製品の発熱など、部屋の中には無数の熱源が存在する。
消費生活アドバイザーとして知られる和田由貴氏は、多くの家庭で陥りがちな誤解について警鐘を鳴らす。「エアコンの風量設定を『自動』にするだけで、室内が設定温度に達するまでの電力量を最も効率的にコントロールできます。設定温度を下げる前に、まずは風量とサーキュレーターの併用を見直すことが重要です」と語る。風量を弱で固定すると、部屋が冷えるまでに時間がかかり、結果として余計な電気代を消費してしまうのだ。