しかし、栄光の軌跡はスキャンダルと隣り合わせでもあった。2006年に発表された自伝『ふぞろいな秘密』は、日本の芸能界を大きく揺るがす激震をもたらした。過去に浮名を流した名だたる男性有名人たちとの実名を挙げた赤裸々な告白は、世間にすさまじい衝撃を与え、賛否両論の猛烈なバッシングを巻き起こす。
とりわけ、安全地帯のボーカルである玉置浩二との愛憎劇は、長年にわたりメディアの格好の標的となった。1980年代の不倫報道から時を経て、2009年に突如発表された復縁劇と婚姻届の提出、そしてわずか数カ月での破局。感情をむき出しにして疾走する二人の姿は、あまりにもドラマチックであり、同時に彼女のキャリアに決定的な影を落とすこととなった。