二人が日本のエンターテインメント界に残した功績として忘れてはならないのが、日本における社交ダンスのイメージを一新させた点だ。それまでどこか敷居が高く落ち着いた趣味と見なされがちだった競技ダンスを、過激で情熱的な極上のエンターテインメントへと昇華させた。
日本テレビをはじめとする各局のバラエティ番組や音楽特番で披露された二人のデュエットダンスは、視聴者を釘付けにした。小柳の圧倒的なオーラと大澄のダイナミックなステップが見事に融合したステージは、音楽業界全体にダンサブルな歌謡スタイルの再評価をもたらした。二人が切り開いたこの表現手法は、その後のJ-POPや舞台演出にも多大な影響を与え続けている。