一見するとフラットで伸びやかなフェアウェイ。しかし、第一打を放った瞬間からコース設計者の緻密な意図に気づかされる。樹齢を重ねた見事な松林がホールをセパレートし、風の読みを狂わせる。バンカーの配置一つをとっても、安全なルートとリスクを伴うショートカットの境界線が巧みに描かれている。
ビギナーには優しく包み込むような開放感を与えつつ、シングルハンデのトップアマには一歩の妥協も許さない緊張感を強いる。この絶妙なバランスこそが、時代を超えてゴルファーを虜にする最大の理由だ。18のホールそれぞれが異なる表情を持ち、何度ラウンドを重ねても新鮮な攻略の喜びを味わうことができる。