かつて日本のメディア空間では「小顔=正義」「スタイルが良い=美しい」という一色に染まった価値観が根強かった。しかし、キンタロー。の活躍はそのステレオタイプを快感なまでに打ち砕いた。自らの特徴をただ自虐するのではなく、誇り高くポップに掲げ、ポジティブなエネルギーへと昇華させる。
「目立つ特徴があるなら、それを一番強い武器にすればいい」。彼女が示し続ける姿は、容姿やコンプレックスに悩む多くの人々に対して、一種の救いと勇気を与えている。自分のパーツを愛し、エンターテインメントとして最大限に開花させる姿は、多様性の時代における真のセルフラブの体現と言えるだろう。