Q1:終末時計の時間は具体的に誰がどうやって決めているのですか?
A1:アメリカの非営利団体「原子力科学者会報」の科学・安全保障委員会に所属する物理学者、安全保障の専門家、気候変動の研究者らが協議して決定しています。ノーベル賞受賞者を含む諮問機関の意見も取り入れられますが、最終判断は委員たちの議論による定性的な合意によって下されます。
Q2:もし終末時計が「0時」になったらどうなるのですか?
A2:0時は「核戦争や地球規模の破局によって人類文明が滅亡すること」を意味しています。ただし、終末時計はあくまで象徴的な指標であるため、0時になった瞬間に物理的な何かが起きるわけではありません。事実上、世界破滅の現実に直面した段階で時計を動かす意味自体が消失します。
Q3:なぜ「くだらない」「茶番」と言われるようになったのですか?
A3:明確な計算式や客観的な数値基準がないまま主観的に決められている点に加え、対象リスクを核兵器から環境問題やAIにまで広げたことで政治的バイアスへの疑念が強まったためです。さらに「残り数十秒」という極度の煽りが毎年繰り返されたことで人々が危機感に慣れ、ただのパフォーマンスとして受け止められるようになりました。