2000年代中盤、テレビ東京系や日本テレビ系を筆頭にお笑い番組が百花繚乱の時代を迎える。なかでも『エンタの神様』への出演は、彼らの運命を劇的に変えた。ダークスーツの芸人たちが並ぶなか、ねじりハチマキで威勢よく登場する二人の姿は、視聴者の網膜に焼き付いた。
続いて登場した『爆笑レッドカーペット』のショートコントブームが、その人気を決定づける。わずか1分足らずの超短尺で爆笑をかっさらう番組の構造は、彼らの研ぎ澄まされたフレーズと完璧に合致していた。持ち時間を一切無駄にせず、最初の5秒で空気を掴み、クライマックスのオチで確実に落とす。無駄を極限まで削ぎ落とした構成美は、テレビマンたちを唸らせた。